Interview

Production engineer

生産技術つくば工場

Production engineer

生産技術土浦工場

Production engineer

目の前のことをとにかく一所懸命に。自分の可能性に限りを決めないように

S.N.

つくば工場生産技術室 2021年入社

Profile

「あかるくてあたたかい」。フルヤ金属の第一印象。ここなら自分を受け入れてもらえるかな、自分らしくいられるかなと就活中に感じる。入社から３年目。少しずつ自分の成長を実感している。

緊張感の中に厳しさと優しさを感じる

入社して最初の２年は薄膜電子材料部、その後2023年４月から現在の配属先である生産技術室に異動になりました。現在の仕事は、さまざまな実験・分析を繰り返しながら、どうしたらコストダウンを実現できるかを検証したり、現場の人や装置の配置をどう変えたらより効率良く作業できるか、また安全性をいかに確保するかなどの作業改善の案件に関わっています。「この案件はNさんに任せるよ」とキャリアの短い私にでも信頼して任せてもらい、やりがいと同時に緊張感のある毎日です。裁量権を与えられることは同時に責任も伴うということ。厳しさを感じることもありますが、わからないことに対しては的確なアドバイスをくれる上司に恵まれ、感謝することも多く、とにかく失礼のないように誠実に業務に向かっています。

大学卒業後も希少な貴金属に触れていたい

大学時代は工学部で金属材料を扱っていました。希少な貴金属に触れてみたい、地元からあまり遠くない企業という２本柱で、貴金属を扱っている会社のインターンシップにいくつか参加しました。そんな中でフルヤ金属は、社員のあいさつが明るく、私たち就活生に対してもきちんと向き合ってくれる印象が強く、入社を決めました。入社して丸２年。前述の通り、任されることも多く、まずは自分一人で考える。そのプレッシャーはありますが、その後のフォローが必ずあるという安心感で、のびのびと業務に向き合えていると感じています。まだまだわからないことも多く迷うこともありますが、働きやすさを実感する日々です。

自分の言いたいこと、聞きたいことを整理する

毎日の仕事をする上で心がけていることは、「報告・相談をする際にきちんと準備をする」ということ。忙しい上司に時間をとってもらうので、スムーズで有意義なディスカッションになるよう準備をすることはとても大切だと思うようになりました。自分の言いたいことや聞きたいことをまとめた資料を作成、準備して臨んでいます。先日、上司から「自分の意見を素直に伝えられるようになった」と言われ、うれしかったのと同時に自分の成長を少し感じることができました。フルヤ金属にはさまざまな事業に詳しい先輩がたくさんいます。フォローしてもらいながらも、広く深く業務と向き合い、会社に貢献できる社員になりたいと思っています。そしてこの先、広く知識を得ながら専門的な分野に精通していくのか、広くさまざまなことにチャレンジしていくのか。自分の可能性に限りをつけず、今は与えられた業務を一つひとつ自分のキャリアにしていきたいと思っています。

Daily Schedule

1日の仕事スケジュール

08:30-09:00

メールチェック

09:00-12:00

案件の進捗管理、ミーティングなど

12:00-12:50

昼休憩お弁当を持参しています。

12:50-15:00

試作品を作るなどの現場作業

15:00-15:10

休憩

15:10-18:00

通常業務。時に残業あり。だいたい18時ごろ帰宅。

Main tasks 1week

1週間の主な仕事内容

40%
デスクワーク※1
40%
現場作業※2
20%
ミーティング

※1：データ分析、資料作成
※2：生産に関わらない業務

Holidays

休日の過ごし方

最近バイクを購入しました！免許は学生時代に取得していたので、やっと購入して休日はツーリングに行くことも。つい最近も大洗まで行って海鮮丼を食べてきました。バイクで遠出して美味しいものを食べる休日が増えそうです。仕事のことは考えずに好きなことをすることで、仕事がさらに充実しますね。

Production engineer

仕事の面白さ、働きやすさを実感

Y.M.

土浦工場 PGMファインケミカル・リサイクル本部技術室 2021年入社

Profile

入社3年目、任せて貰える業務が多くなり、日々新しい知識や発見があり吸収する毎日。さまざまな工程に携わり、多様な分野に触れることができるのがフルヤ金属生産技術職の醍醐味だと実感。

希少にもかかわらず、身の周りに多く存在する貴金属

学生時代、溶媒抽出の研究をしていました。実際に貴金属に触れたことはありませんでしたが、貴金属の溶媒抽出に関する論文を読んだことをきっかけに、貴金属は、希少にもかかわらず身の周りで多く使用されていることを知り興味を持ちました。貴金属を扱っている企業を中心に就職活動を行う中でフルヤ金属を知りました。インターンシップで土浦工場を訪問した際、回収技術の話やフルヤ金属独自の技術に触れることができる環境、多くの先輩社員が活き活きと働いている姿や風通しの良い社風が入社の決め手となりました。

面白そうから面白いに

現在は、お客さまから預かった使用済み製品から、イリジウムやルテニウムを取り出し、リサイクルできないか検証する仕事をしています。工場に届く使用済み製品の形状や組成はさまざまです。自分の試験でリサイクルできるかどうか決まる責任が大きい業務です。学生時代には触れたことがない薬品や器具、装置が多く、安全第一に試験ができるように、下調べや準備を念入りにすることを心掛けています。試験を行う際は、過去のデータを調査した上で、仮説を立てて試験を行います。失敗しても、これもまたデータとなり、今後役に立つと前向きに業務に取り組んでいます。仮説通りに試験が進むことはほとんどなく、失敗して調べて再チャレンジの繰り返しです。その分、きれいに分離できたときは非常に達成感があります。就活中に感じた「面白そう」は確実に「面白い」に変わりました。

多面的な視点から考えられる技術者に

まだまだ知識が乏しい分、悩むこともありますが、先輩からのサポートをいただきながら、日々業務に取り組んでいます。今後は、貴金属を効率良く循環できるような工程の改善をしていきたいです。学生時代、化学専攻だったため、どうしても化学的な視点から物事を考えがちです。これからは、まだ少し苦手意識のある設備や機械のことも習得し、多面的な視点から考えられるような技術者になりたいです。また、女性社員が少ない分、女性の働き方が就活生から見えづらいところもあります。実際には、少ない女性社員も皆、産休育休を取得し長く働いているので、そういったフルヤ金属の良い点を発信していけたらいいなと思います。